3Dプリンターでドライバーがを作るって凄くない?

コラム
2023.09.01

暑いよーってもう9月ですよ奥様っ!毎朝と晩に散歩しているのですが、確かに涼しくはなってきてます。最近は昼間30度ぐらいだと、”今日は暑くないね”なんて脳が麻痺しているわけで・・・

今週は月曜、火曜とゴルフ場でお仕事してた上に、渋滞が酷くてゴルフ場4時間、車内4時間が連チャンだったので疲労しております。更に今日は午後から新製品試打でゴルフ場・・・死ぬって感じっす

早く涼しくなって下さいお願いします(切実)

はい。

えーっと こちらですね

衝撃を受けました RomaRoさんが世界初だと思われる 3Dプリンターで作ったドライバー

バリスタTHEファーストとBR08でございます

3Dプリンターですが、いろいろんなジャンルに応用されていますけど・・樹脂などを作るのは良く拝見しますが・・・

 

1Wのヘッドなんでチタンですよ!

 

チタンも3Dプリンターで作れるんだーーーーと驚きましたぜ(汗)これですねチタンという素材つかうってことはまあ軍事産業で使うやつですよね? 3Dプリンター用のチタンってのがあるらしいです。すげー世の中になってきましたね(汗)

百科事典って厚いじゃないすか、紙が重なってこの厚みになるんですけど、3Dプリンターってこの紙を重ねていくように素材をプリントして重ねていくことで形成されるらしい。樹脂ならわかるけど・・チタンで???鉄でもできるのかな??

まあ凄い作り方というのはわかります。じゃドライバーとしてどういうメリットがあるんだよ?ってことが問題ですよね?メリット無いなら従来通り作れば良いんです。

今のドライバーって・・・チタンもしくはチタンとカーボンとなります。フルチタンとしてもヘッドとフェースは別に作られる事が多いんです(カップフェースっての聞いたことありますよね?)ということで、チタンとチタンをつなげるためには

溶接する

金属同士だと、溶接することができます。最近カーボンとチタンの複合ヘッドが流行ってますが、これは以前から積極的に使うメーカーなどありました。でも一般的になってきたのは

接着する技術の進歩です

キャロウェイのFTシリーズとかチタンのフェースにカーボンボディだったんですけど、接着部がボコっと外れたりすることが、意外とありました。コレがヤバかったんですわ・・・しかし最近は接着剤も進化してカーボンコンポジットが一般的になってきました。

溶接と接着これが今回のキーワードです 3Dドライバーというのはプリントアウトされるのでコレがありません!

接着すると接着剤と”のりしろ”が必要です!

溶接するには、熱した金属を使ってつなぎ目をつなぐんです!

はい。察しの良い方はすでにおわかりでしょう!つまりここに重量を余計に取られます。テーラーメイドさんがM1出したときかな?某パーツブランドメーカーの社長が言ってました

”たしかにカーボンクラウンは比重が軽いから軽量化につながるけど、この面積を軽くしても接着剤ののりしろでチャラになるよ”

最先端イメージは湧くけどね

とカーボンクラウンに否定的でした。最近はカーボン使う面積も増えて、接着剤も進化したのでこの会社さんも積極的にカーボン使ってますけど・・・

まずは重量のメリット!

もう一つは、この溶接や接着した”つなぎ目”ってエネルギーロスを生むんです。3Dドライバーはコレがありません。

つまり強度のメリット!

そして、設計の自由度が高い!!!こんなフェースの補強もだって接着も溶接もなくできちゃう!

まあ でも実際作るのは大変だったみたいですよ

えーっと・・T島ですね でも結果でないと自己満だよね?と冷たく言うタイプです(汗)

打ってみましたけど・・・

 

えーーーーーーーって言いました

 

 

はい。これは凄い!

 

でも20万ちょいですよ(ヘッドだけ) メーカーさんは

40万にしたかったけど、この素晴らしさを皆さんに実際にお届けするために、バーゲンプライスです

とのことです・・・俺のミニクロSDの車検ぐらいするじゃないか!!! 買えません でもちょっと欲しいかも・・・

欲しいかも・・・

と衝撃を受けました

装着しているシャフトがT島が愛用するコレだったからじゃないか?と思うことにする

RomaRoさんのANKAAです。面白いシャフトです。皆さんまずはこちらから(オイ!)

組み合わせたらいくらになるんだ・・・

思考停止・・・

はい 今週の動画です!

フィッター金子がかなり気に入っております スピーダーNXの最新作BLACKです。手元のしなり感があるので、フィッター金子もT島もかなり好きなシャフトです。

かなりガッツリと捕まえてくれるんです。やっぱり捕まったほうが飛びますよね!! と実感させてくれたシャフトです。フレックス選びちょっと面白いです!軽くて硬いスペックはガッツリ捕まえてくれるんです。

T島は50SRとか70Sなんかが丁度いいかもなんて思い始めました。大蔵ゴルフスタジオはいつものように全スペック試打で用意していますので、打ってみてね

では

著者

T島

T島

中古ショップ運営会社でゴルフ部門の店舗運営責任者を務め、2008年からマーク金井氏の主宰するゴルフスタジオ「アナライズ」に参加。毎日更新のブログ「アナライズT島の商売してまっせ~ vol.3」がコアゴルファーに人気。最新クラブのスペックから歴史的名器まで造詣が深いゴルフライター。ベストスコア68。

関連するキーワード

カテゴリ
お知らせ(69)
コラム(348)
メディア掲載(28)
メーカー紹介(8)
ニュース(10)
試打インプレション(19)
フィッティング(37)
大蔵ゴルフスタジオ世田谷(5)
製品情報(22)
試打会(1)
業界ウラ話(6)
スクール(2)
ふるさと納税(1)
動画コンテンツ(1)
大蔵ゴルフスタジオBlog(2)
PXGシリーズの詳細はこちらから
エイミンゴルフアカデミー
ランダムゴルフアカデミー世田谷