意外と差が大きい! アイアン番手ごとの飛距離を知ろう

コラム
2019.10.03

《特派員ブログ 番外編》

 

神奈川県相模原市のゴルフ練習場「フルヤゴルフガーデン」に、アジアではじめて導入された「トラックマンレンジ」。

今回は「アイアンの番手ごとの飛距離」についてお話します。

 

トラックマンレンジでアイアン飛距離を把握

 

皆さんは自分のクラブの飛距離を把握されてますよね。

バッグの中のドライバーからウェッジまでで飛距離の階段を作っていると思います。

 

7番アイアンの飛距離はいくつですか? と聞かれて、例えばそれが150ヤードだったら8番は140ヤード。

それから10ヤード刻みで番手間の距離を想定しているのではないでしょうか。

飛ばし屋の人なら12〜15ヤードくらいをみているかもしれません。

 

「トラックマンレンジ」で練習すると、その想定する飛距離をさらに正確に把握できます。

1球1球キャリー飛距離とトータル飛距離を測定してくれるので、どのくらい飛ぶのかが1ヤード単位でわかるんです。

 

特にコース攻略ではキャリー飛距離が大事になります。

「トラックマン」のレーダーがボールの軌跡を追尾してキャリーの飛距離を測定してくれます。

ちなみにランを含めた距離は計算値になります。

実際のランは落ちたところの傾斜や硬さで変わってきますね。

 

 

 

飛び系アイアンのショート番手は、ロフト差が大きい

 

自分がどのくらい飛ぶかくらいわかってるよ、という人も多いかと思うのですが、最近のクラブ、特にアイアンは飛距離差を把握するのが難しくなっている現状があります。

 

その理由は最近のアイアン、特に飛び系モデルのロフト角がショート番手になるほど広がっているからです。

上の番手はロフト角が2〜3度しか違わないのに、8番から下の番手は5〜6度もの番手間のロフト差があるモデルが増えてきています。

 

その結果、下の番手にいくほど飛距離差が大きくなる傾向があるのです。

上の番手は距離差が10ヤード未満、短い番手ではその飛距離差は15ヤード以上になることも増えてきました。

 

7番アイアン前後の飛距離性能は高いですが、ウェッジに近くなると打ち出しが高くなる飛び系アイアンの機能もあって、かえって飛距離減になることもあります。

 

 

 

ミスしたときの距離を把握するのも有効

 

「トラックマンレンジ」で練習すると正確なキャリー飛距離を測定してくれるので、それをベースに自分なりの飛距離の階段を作ることができます。

 

7番で150ヤードと決めている人も実際に測ってみると、151ヤードだったり147ヤードだったりするはずです。

その幅を把握しておくと実際のラウンドで役に立ちます。

 

練習していてもなかなか100発100中とはいかないと思います。

ダフったりトップしたりすることもあるでしょう。

その時の飛距離も意外と大事。

ミスしたときの飛距離を把握しておくと、池超えのグリーンを狙うショットなどで役に立ちます。

ミスしても池をクリアできる番手を選べば、リスクヘッジになります。

 

 

同じロフト角でもモデルによって飛距離が変わる

 

実は、同じロフト角でもモデルによって飛距離に差がでる傾向にあります。

スピン量の差や球の高さ、初速性能の差などで距離が違ってくるのです。

ショートウッドやユーティリティなどではさらに差が出やすくなります。

ロフト角を均等に近いピッチでセッティングすること自体は良いことですが、出来ればより正確な飛距離を把握しておくと良い気がします。

 

自分の飛距離を把握するのは、コース攻略の第一歩。

「トラックマンレンジ」を活用して、自分の飛距離を確かめてください。

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