パターが上達したいなら今を生きろ!

コラム
2022.11.04

博多で飲んだくれ、福岡シニアオープンを観戦に行こうと思いながらも、大濠公園で美女と柴犬を探し、小倉に移動し釣りをしていた週末。釣りをしながら思ったのですが、T島以外の皆さんは釣りマニア、釣り好きです。竿も複数本持ち込んで様々な釣り方ができるようにされておりました。

 

T島はですね、釣りYouTuberの我流さんに借りた竿1本。そしてタイラバという疑似餌を2つ使うだけ。それでタイラバを海底に沈めて、巻き上げるということを何百回と繰り返すわけです。だってそれしか出来ないのですが・・・

結果的にT島がたぶん一番多くの魚をゲットしたんですね。これは、T島の釣りの腕が上手いという自慢でもなんでもなくて、自分の操れる道具で慣れたやり方でずーっと同じことを繰り返した結果なわけです。

道具を変えるとやはり調整に時間がかかる。仕掛けを変えるとそれなりに時間が取られる。そういうことをせずに手に馴染んだ道具で繰り返すことが功を奏したわけです。T島的には、道具をとっかえひっかえ、新製品が出れば買い、新しいシャフトや気になるシャフトがあれば変えるということを繰り返しておりますが、結果的には自分の馴染む道具を決めて、練習したりゴルフしたりを繰り返すことが上達やスコアアップにつながるってことで・・・

まあ、色々試すの楽しいんですけど・・・結果を出すこと!上達するためには、ビシっと一発クラブを決めて、使い続けるのが理想ではないかと!!!

やっぱりね ビシッとフィッティングして、それを使い続けることが大切かと思いました。

 

 

ってことで、沢山釣った魚は、馴染みの居酒屋にクール宅急便で送って↑捌いてもらって食いました! めっちゃ美味かったです!!

えーっと、今週のYou Tube動画ですが・・・最近大蔵ゴルフスタジオの動画はパターが多くなっております

 

↑今回のロッディオさんのパターもそうですけど、パターって今まではあまりフィッティングと言ってもさあ・・

 

 

どうするの??

 

 

ってフィッティングする要素が少なかった。というか理解されていなかった部分がありました。ロッディオさんは、パターシャフトが3種類ありますし、シャフトによって、振り感も打感も転がりも違うという。それを選べるという面白い試みでございます! 

パター選びも選ぶべきポイントって意外とあるんですよ

  1. ヘッド形状
  2. ヘッドの重心配分
  3. ロフト角
  4. フェース角
  5. ネック形状
  6. オフセット具合
  7. ヘッド重量
  8. フェース素材
  9. シャフト重量
  10. シャフト特性
  11. グリップ
  12. グリップ側の重量

T島がザックリと書き出してもすぐに12項目ぐらい出ました。私もですけど、皆さん意外とザックリと決めて買いますよね。例えばゴルフショップのパターマットで打ってよかったとか・・・パターフィッティングと言っても、他の番手よりも一般的ではありませんよね。シャフトも最近各種出てきていることだし・・・・

今回、この動画では、パターの転がりの差というのをテーマに実験していますけど、皆さん転がりが良いパターが好きじゃないですか?というか、メーカーさんの広告では

 

 

転がりが良い

 

っていう謳い文句をよく目にします。でも冷静に考えて下さいな。転がりが良すぎても困るでしょ?イメージより転がるんだから!つまりオーバーしちゃうわけで・・・イメージより転がらないパターも嫌でしょ?ショートしちゃうんだから

 

つまり・・・

 

 

狙ったところに止められるパターが一番良い。

 

皆さんお店のパターコーナーやパターマットで、”これめっちゃ入るから買っちゃった!”なんておっしゃるんですけど、実際に我々がグリーンの上で出来ることってなんだろう?って考えてみて下さい。

 

入った、入らなかったってのは結果で”未来”

 

 

そりゃ素敵な未来が一番です!!

 

でもパターを打っている時点は、”現在” 

現在の時点での狙いというかテーマは ”狙った方法に打ち出す”こと、そして ”狙ったところに止められる距離感で打つ” この2つです。っていうか2つだけなのですわ。もちろん2つを決める要素ってのは色々あります。道具だけじゃなくて、打ち手の問題もあるんですね

ってことで・・・

T島からのお願いですけど、入った、入らなかったでパターを選ばず

現在のテーマが具体的にやりやすいなぁ って パターを選んでみるのはいかがでしょう?

 

大蔵ゴルフスタジオに導入した、パターシミュレーター ビッグティルトですけど

 

”狙った方法に打ち出す”こと、そして ”狙ったところに止められる距離感で打つ”このテーマをいろいろな条件に設定できることで

自分の苦手なシチュエーションが具体的にわかります。今まではシンプルなストレートなラインで決めていたものが、上り、下り、フック、スライス、そしてそれを複合した状況で判断することができます。

 

 

って凄くない?

 

ということで・・・パターが上達したいなら現在のテーマを追うべきで、未来に気を奪われてはいけませんよ。

現在のテーマという意味では、この動画面白かったです

 

さすがティーチングプロアワード取っただけある!と思いました。短いので是非みてみてね

ってことでまた!

 

 

著者

T島

T島

中古ショップ運営会社でゴルフ部門の店舗運営責任者を務め、2008年からマーク金井氏の主宰するゴルフスタジオ「アナライズ」に参加。毎日更新のブログ「アナライズT島の商売してまっせ~ vol.3」がコアゴルファーに人気。最新クラブのスペックから歴史的名器まで造詣が深いゴルフライター。ベストスコア68。

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