運動前の準備運動が大切なのは皆さんもご存じですよね?車で固まった体を少しストレッチしてラウンドに出る方も多いはず。それなら運動後は何かされていますか??運動後の筋肉のダメージを早く回復させれば次の日襲ってくる疲れやだるさを軽減できます。今回は筋肉が疲れると体で何が起きるのか、その時は何を摂取するといいのかをご紹介したいと思います!
私達の体は60%が水分、20%がタンパク質、20%がその他脂質・糖質で構成されています。私達の筋肉はタンパク質でできていますが、この筋肉のたんぱく質は筋タンパク質と呼ばれます。
この筋タンパク質は常に作られているもので、古くなったものから壊されて、「新しい筋タンパク質=古くなって壊れた筋タンパク質」この量がイコールだと筋肉の質は維持されます。しかしゴルフをしている最中は、「壊れていく筋タンパク量>新しく作られる筋タンパク質」この関係から筋肉はダメージを受け損傷し、筋タンパク質は一時的に減少し本来のパフォーマンスが落ちる事になります。
運動中壊れてしまうのでは仕方ないとしても出来るだけ回復を早める努力をしたいところ。
ダメージを最小限にするのはズバリ、アミノ酸。最近では薬局でもコンビニでもスティック状のアミノ酸が販売されていて気軽に摂取できるので、運動前や運動中、運動後に素早く吸収されるアミノ酸は取らないという選択肢はないほど!!
アミノ酸には筋タンパク質の材料になる必須アミノ酸と、体の中で自分で生成する事が出来ない非必須アミノ酸があります。その数全部で20種類!
必須アミノ酸は体内では合成されず、必ず食物から補給しなければならないアミノ酸で、筋肉をつくったり、維持してくれます。タンパク質が多いマグロやカツオ、豚肉の赤身、鶏むね肉、卵、大豆(豆乳)、プロセスチーズなどに多く含まれます。
非必須アミノ酸は色々な働きがありますがコラーゲンの材料になったり、神経伝達物質や赤血球の材料になるなど摂取したいアミノ酸。
豚の赤身やひき肉、車エビやマグロ、高野豆腐にもあるので是非日頃からも摂取して頂きたいと思います。
しかし食事をとって吸収されるのには4時間ちかくかかるので、ラウンド前や途中、後に30分くらいで吸収される顆粒状のアミノ酸もとって筋肉疲労を回復させてほしいと思います!
そうすることによって怪我も抑える事ができるかもしれません!