NS950 neoの発売を記念してスチールシャフトについて考える。女性だってカーボンシャフト一択じゃないの巻

コラム
2019.09.03

こにちは、リサオです(=゚-゚)ノ

 

7月の個展で似顔絵を描けなかったかたのために、8月28〜30日の3日間、『無茶振りお絵描きライブ Returns』と題し、今回は予約制で似顔絵を描きました。計32名。イベント以外でも飲みながらとか送られてきた写真を見て描いたりしてるので、9月3日現在で総勢338名になりました(描いた絵ぜんぶここで見られます)。心地よい疲労感で常にふわふわ眠いです。恥ずかしながら個展についてゴルフジャーナリストの小川朗氏に取材していただいたのでその記事:「ゴルフに恩返ししたい」似顔絵画家リサオが誕生した日も記録として載せちゃいます。これでイベントとしての『お絵描き at mini cafe hilo』は一段落です。ありがとうございました。とはいえ似顔絵行脚はこれからもずっと続けていきたいと思ってます。というかそっちが本業になりそうな気もする。コドモの頃から絵を描くのは好きだったけど、訓練されてないし上手くないし、まさかの展開でした。強いて言うなら、揚げ足取り能力の高さが幸いしてるのかな。モノマネしようと思って相手の特徴をじーっと観察してるのが似顔絵描きに役に立ったようです笑。

 

今後も大小問わずいろんなイベントやお店、地方巡業にて描いてゆく所存。とりあえず9月21日(土)と22日(日)は広島のオキコバランスさんのところで『無茶振りお絵描きライブ in 広島』を開催させていただけることになりました。うー楽しみ♩お近くのみなさま、ぜひいらしてくださいね。

 

さて、標題のシャフトは日本シャフトより9月5日に発売される、N.S.PROシリーズ新製品『N.S.PRO 950GH neo』のこと。いわゆる「キューゴーマル」ですね。後継モデルではなく、いまどきのアイアン(ソール幅広め、ロフト立ってる)にしっくりくるよう設計されたモデルとしてキューゴーマルに仲間入りしました。わたしが頑張って説明するより、日本シャフトさんの公式の文章がもちろん完璧なので、コピペ↓

 

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– 初めて950GHを手にした、あの一打、あの弾道、あの感動をもう一度。「N.S.PRO 950GH neo」誕生。 – 日本シャフト株式会社(代表取締役 酒井直人)は、2019年9月5日に、N.S.PROシリーズ新製品「N.S.PRO 950GH neo(ネオ)」を発売致します。 1999年に発売をし、これまでに累計販売本数4,000万本(シリーズ累計・日本シャフト出荷数量)を記録したN.S.PRO 950GH。シャフト全長でしなる、その軽快かつスムーズなしなりのフィーリングを維持しながら、新機能搭載アイアンとのマッチング性をさらに向上させることを目的として開発した「N.S.PRO 950GH neo」は、最近のトレンドでもある大型化・ストロングロフト化したアイアンヘッドとのマッチングでも、ピンポイントでピンを狙い打つことの出来る機能を持つ、90g台アイアンシャフトの新たなオプションとして展開を致します。 N.S.PRO 950GHよりも細めに設定(15.24mm)したグリップ径は、スムーズなリストターンを促し、さらに鋭い振り抜きを実現すると同時に、使用するグリップを選ばず、ファッションと機能を両立させるグリップ選びも可能になりました。 さらに、これまで世界中で多くのゴルファーに愛され続けているN.S.PRO 950GHの誕生20周年という節目に発売する「特別なキューゴーマル」にふさわしく、コーポレートカラーのグリーンをまとったロゴデザインを採用いたしました。 ラインナップや製品詳細等は弊社ウェブサイトをご覧ください。
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というわけで、「N.S.PRO 950GH neo」のコンセプトページと、製品ページです。

 

今年は創業60周年で、N.S.PRO 950GH誕生20周年という、日本シャフトにとっては特別な年。シャフトメーカーは試打会がメインで発表会って珍しいんですが、記念の年に新たな支柱となる製品を送り出すということで、なんと20年ぶりに、つまり20年前のキューゴーマルの発表以来の発表会が7月に開催されました。せっかくなので社長のお話を伺いながら法廷画家みたいに絵を描こうと思ったものの、ここまでしか描けなかった。何故なら聞くのと描くのを同時進行できなかったから。 わっかるかなー ゴルフ業界では「世界の栗原」と呼ばれる漢の熱いお話 ご存じ鹿又芳典氏と関QP雅史氏 開幕戦直前にneoにしていきなり優勝した比嘉真美子プロがサプライズゲストでした

 

新しいキューゴーマルはRフレックスでも94.5gあるので、ほとんどの女性には縁のない製品なんだけど、よい機会なので『女性とスチールシャフト』について考えてみたいと思います。日本シャフトは女性でも使える素晴らしい軽量スチールシャフトを出しているのですよ。実際わたしはもうずっとZELOS 7(ゼロスセブン)をアイアンにさしてます。特に力持ちでもなくアスリートでもありません。でも、圧倒的にこれが好き。しなるスチールシャフト。

 

わたしがゴルフを始めた頃(14年前)は、「自分が振れるマックスの重さのクラブが一番いい」って言われた記憶があるのよね。物理を考えればなるほどそりゃそうだって思った。いつの間にか「カルカタ」時代がやってきてたんだけど、それってあくまでプロとか上級者の話なんじゃなかろうか。初心者や女性にとって軽すぎるクラブは百害あって一利なし!なのに巷で売られてる女性用といわれるクラブはみんな異様に軽い。多くはカルカタどころかカルヤワだったりする。力のない女性が軽いクラブでエクスプロージョンショットなんて出来ますかいな。重さの恩恵は女子が一番感じるはず。重さが我々のスイングを助けてくれるの。ゴルフ業界のひとたち、みんなわかってるはずなのに、なんで女性用クラブは永遠に軽いんでしょうか。特に、何度も言ってるけど、サンドウェッジ。軽いせいで難しいんですよ。こちらそのへんのことを書いた記事です。

 

スチールシャフトは難しそうなイメージがあるけど実は全然そんなことなくて、確かに適正なスペックのものを使わないとスピンがかかりにくく、飛ばないし止まらないってことになっちゃう。でも、適正なスペックのものを使えば、軽いよりは重さとしなりを使える方がクラブとしては易しくなるわけで、しなればスピンがかかるし、重さが使えるから飛距離も下手したらカーボンより出てくれる。特に女性は、男性と比べたら体重も軽いしパワーもないからクラブにエネルギーを持たせておかないと実はしんどいのです。物理だよね。ゴルフは。スイングも道具も。それなのに軽いものを推奨し続けてる。本当に意味がわかりません。てか、本当に軽いカーボンのほうがスチールシャフトよりも易しいならば、女子プロが使ってるはずだわ。カーボンは縦距離がバラつくし、軽いとラフからボールが飛ばなくなるし、特にアイアンは安定してその番手の距離が打てないと意味がないから、だからスチールを使ってる。それはでも女子プロの話だよね?って話じゃあないんです。一般の女性ゴルファーだって、ラフから打たなきゃいけないし、うっかり当たっちゃってグリーン奥に行っちゃうようではゲームにならないし、バンカーを避け続けるより得意になったほうがいいんだから。ちなみに、ウェッジのシャフトはどうあるべきかというと、アイアンがレディースクラブのひとはゼロス6、メンズのカーボンのRシャフトを使ってるひとはゼロス7、メンズカーボンでSシャフトの人はN.S.PRO 750。ヘッドスピードやスイングタイプを問わず、こうして3つも選択肢があるわけです。さらに、ここにフィッティングとういう要素が加われば、可能性は女性やアベレージゴルファーこそ広がるはずなんです。特にバンカーが苦手ならもっと重い選択肢もアリ。とにかく、軽いカーボン一択じゃないんです。ちなみにアイアンにゼロス7のわたしはウェッジにN.S.PRO 850をさしてるんだけど、合ってる?って世界の栗原に尋ねてみたところ、「850でもオッケー。ただ、振り幅が小さくなるぶん、シャフトとしてはしならなくなるから、ゼロス8もアリです。バンカーが苦手な人なら、850(思い切ってぶつけていけるから)。バンカーに苦手意識のない人はゼロス8を選べばいいでしょう」ということでした。すごい納得。作ってるひとに聞いてみるもんですね。

 

あと軽すぎるクラブは遠心力が働かないから横にしか振れないんだそうです。よっぽど上手じゃない限りどんどんフラットになってっちゃうらしい。縦に振るにはある程度の重さが必要。クラブが軽かったらそりゃー縦に振らなきゃいけないバンカーショットはできない。最近の男子プロはフラットなスイングをしてるけど、それはもともと縦に振れるからであって、さらにスピンコントロールのためだったりするから、一般ゴルファーの参考にはならないんです。というか真逆。プロと我々は全く別の競技をやってると思ったほうがいい。だからプロのスイングやギアの傾向は真に受けず、他人事っぽくぼんやり眺めてるぐらいがいいです。

 

軽すぎるのもいただけないけど、重すぎても扱いきれないから、みんながスチールシャフトを使うべきだ!とは言わないけど、選択肢として考えてみてもソンはないよ、得することもあるよって頭に入れといてもらえるといいな。特に女性に。

著者

大隈 里砂(リサオ)

大隈 里砂(リサオ)

元インドア文学少女からの、遅咲き・狂い咲きゴルファー。フォトグラファーであり、イラストレーターでもあり、コラムニスト。アーティスト気質の視点は、一種独特の表現にゴルフ業界内でも多くのファンをもつ。その狂った?ゴルフへの愛情の一部をご紹介して行きます。

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