日本で意外と知られていない。素敵なシャフト BUDDY MTαの試打インプレション

試打インプレション
2017.03.01

ゴルフギアリストのT島です

さて先日予告していましたこちらのシャフト

パーツメーカーのBUDDYさんが三菱レイヨンさんと共同開発したシャフトをインプレッションしてみましょう

まずBUDDYさんの説明からです

logo (3)

<Episodeシリーズ開発コンセプト>

BUDDY『相棒』は言うまでもなくコースと戦うプレイヤーの本当に信頼される一本になりたい。

全てはここから始まりました。

アドレスした時のストレスの無いスクエアな『顔』
そして他のメーカーに無いバランスの取れたフェースの『顔』
飛距離、打感、打球音、計測数値はもとより、一番のこだわりは『顔』に尽きます。

そもそも相棒の語源・由来は
江戸時代の駕籠(かご)の棒に由来すると言われています。
二人一組で棒の端と端を担ぐことから、その相手を相棒と言ったそうです。
そこから二人で協力して事を成す時の相手を相棒と言うようになったそうです。

『二人で協力して事を成す』
BUDDYもMTαもそんな一本になりたいと。

そしてBUDDYには全国の信頼出来るクラフトマンのいるゴルフ工房で相談してプレーヤーにマッチングするシャフトを差し込んで欲しいのです。
1+1+1+1=(ヘッド)(シャフト)(グリップ)(ソケット)は単純に=4(クラブ)ですが、それを5にも6にも出来るクラフトマンがBUDDYの特約店です。

プレーヤーの感性を最大限に引き出す組み立ては本当に大切です。

そして大自然のゴルフコースで思う存分に『BUDDY』と『MTα』で戦ってみてください。

そんな思いを強く持ち続け『BUDDY』EpisodeSeriesは続きます

引用 © 2013 BUDDY(バディー)ゴルフヘッドパーツメーカー AllRIGHTS RESERVED

 

BUDDYという言葉は、映画『海猿』を観ている方は覚えていると思います。お前はおれの『BUDDY』だ!的な使われ方をしていたと思います。まあ日本では日常的にあまり使われませんが、何となくカッコいいです。

BUDDY クラブ

とGoogle検索すると、BUDDY (ゴルフヘッドパーツメーカー)と出ますね。T島も大蔵ゴルフスタジオ意外でも、MMTの予選であるとか、トップアマのキャディバッグであるとか、そんな機会に名前を目にする機会がありました。構えたことはあります!

ゴテゴテな自己主張が強いデザインが多い地クラブの中で、シンプルでええなぁ という印象

 

top_image-1-960x360

 

エピソードDというモデルをWEBサイトで拝見しましたが、シンプルなデザイン!カッチョいいじゃん!!と思いました。フェースがDAT-55Gチタンの鍛造ということで、フェースの弾きがいいんだろうな!って想像しました。(今度インプレッションしてみたいと思います)

非常に美しい形状ですね!!!

さて、

『二人で協力して事を成す』
BUDDYもMTαもそんな一本になりたい!という

このシャフトですが・・・

三菱レイヨンさんとの共同開発だそうです

三菱レイヨンさんですが、ディアマナ、FUBUKI、KUROKAGE、バサラなどがラインナップされています。そのラインナップでT島が持っているイメージですが、手元側のしなりを上手く作るメーカーではないかな。

これって元調子と一言で言ってしまうとザックリすぎなんです。T島からのお願いは、このシャフトの調子に縛られないで欲しいということです。各メーカーには

調子

を決める基準がありますが、それはそのメーカーの基準で、共通基準ではありません。

「僕は中調子が合う」

とか言う人がいます。経験の中で培われたものだと思います。ボールを上げたいなら「先調子」がいいという事も聞きます。残念ながら重さや長さみたいな

明確な基準

ではありません。このことは覚えておいて下さい。そして決めつけずに試して経験則を磨いてくださいね

さてこのMTαですが、中調子という表記です。切り返しで、手元からセンターにかけて、グッとしなるポイントがあります。この感じがとても良いですね

2017-02-07 17.48.22

切り替えしてから戻るまでのスピード感もとても良いです!

あっ コレ大丈夫!

と感じるんですね。大丈夫と思うと、頑張って振っても大丈夫!!

結果飛距離が伸びる!

T島的にはこういうシャフトが飛距離が伸びると思います。皆さん誤解しているのが、シャフトが弾いて飛距離が伸びるというわけではないとT島は思っています。皆さんのパワーをヘッドの伝えるのシャフトの力です。皆さんのパワーが100馬力だとして、ヘッドに110馬力、つまりシャフトがプラス10馬力することはできないのです。

しかしシャフトが合わないと100馬力の、50%しか伝えられない・・・

なんてことも起こります。コレがシャフト選びの難しいところです。スイング中の挙動も気になるところです。でも大丈夫と思えば、安心して振り切ることが出来るわけです。

T島は、BUDDYのMTαという「あっ大丈夫」というシャフトに出会ったわけですが、皆さんも色々試打して、「あ・・大丈夫」というシャフトを見つけて欲しいと思います。

きっと大蔵ゴルフスタジオさんが相談に乗ってくれると思います。

BUDDY MTα リシャフトの際の注意点

・シャフトの硬さはアフターマーケットのシャフトとしても気持ち硬めである(振動数比較)

スクリーンショット 2017-02-23 10.17.25

・硬さによってウエイトがフローしている

この2点は注意して下さい。いつもよりワンフレックス柔らかめもチェックしてくださいね

今シャフトが好きな人に合いそう(T島的感想)

  • 三菱レイヨン ディアマナR
  • 三菱レイヨン FUBUKI V
  • USTMamiya ATTASパンチ
  • USTMamiya ATTAS3
  • グラファイトデザイン ツアーAD MT
  • FUJIKURA  スピーダーエボリューション2

ということで、ぜひ一度お試しを

 

著者

T島

T島

中古ショップ運営会社でゴルフ部門の店舗運営責任者を務め、2008年からマーク金井氏の主宰するゴルフスタジオ「アナライズ」に参加。毎日更新のブログ「アナライズT島の商売してまっせ~ vol.3」がコアゴルファーに人気。最新クラブのスペックから歴史的名器まで造詣が深いゴルフライター。ベストスコア68。

カテゴリ
お知らせ(68)
コラム(344)
メディア掲載(28)
メーカー紹介(8)
ニュース(10)
試打インプレション(19)
フィッティング(37)
大蔵ゴルフスタジオ世田谷(4)
製品情報(22)
試打会(1)
業界ウラ話(6)
スクール(2)
ふるさと納税(1)
大蔵ゴルフスタジオBlog(1)
PXGシリーズの詳細はこちらから
エイミンゴルフアカデミー
ランダムゴルフアカデミー世田谷