冷静なトラック野郎を丸裸にしようと思って、返り討ちにあった・・・

業界ウラ話
2017.09.05

夏がくれば思い出す〜♪ はるかな尾瀬〜

広島でほぼ45年過ごしたT島、尾瀬が群馬県(正確には福島、新潟県にまたがる)ということを最近知りました。夏が終わりました。まだ終わってないと、特派員のリサオ君は言うでしょう。夏が得意でないT島レベルでも今年の夏はあっけなく終わりました。若干寂しいです。正直言います、早すぎる!!!!

しかし、練習するにはいい季節です。大蔵ゴルフスタジオ世田谷には・・・こんなのが居ます

トラックマンです!

トラックに乗ってるメンなのでしょうか?(サブ)大蔵ゴルフスタジオ世田谷は、オークラランドゴルフというゴルフ練習場のなかにあるのですが、スタジオ内に試打打席があり、トラックマンがR2D2のようにいつも居ます。このトラックマンですが、クールでドライなやつです。試打打席で打っていると、いつも冷酷にT島にデータを突きつけます

T島ですがヘッドスピードが自称43m/sを名乗っておりますが、この冷酷なトラック野郎は・・

お前は、ヘッドスピード40m/sもないわ!

といつも勝手には測りやがって、英語でT島を攻めます。このクールなトラック野郎はMr吉田と気が合うようで、「T島さん、女子のヘッドスピードですやん」なんて追い打ちをかけるようにMr吉田は、T島も理解できる日本語でディスります。大蔵ゴルフスタジオ世田谷で一番厳しいのは、トラックマン→Mr吉田→あとは大体同じという図です。気の弱いT島はいつもこのコンビに怯えています(泣)

さてこのトラック野郎の正体を知ってやろうということで

トラックマンカンファレンス2017東京に参加しました

まずはトラックマンについてです。トラックマンのバイズプレジデントでありますエマニュエルさんが説明してくれました。

トラックマン設立の裏話ですが。ゴルフ好きなアベレージゴルファーが、俺の打った球がどうなっているかわかったら、俺も上手になるんじゃないかな?なんて思って、いろいろ研究していたそうです。そしてコペンハーゲンでミサイルの追跡システムを作っている会社を見つけ

「ゴルフボールを追跡したら面白いと思うけど どう?」

という話をしたら、凄く興味を持ってくれて、トラックマンという会社の基礎ができたそうです。そして解析装置を作って、キャロウェイやテーラーメイド、ナイキなどに大手5社に営業をかけたら全社契約してくれて、ゴルフクラブ、ゴルフボールの開発現場、そしてメーカーの販促宣伝活動、そしてクラブフィッティング、PGAツアープロのコーチングなどに用途が拡大されていって現在に至るらしいです。

最近、トーナメントのテレビ中継でも

ボールの弾道を線で表しているのよくご覧になるでしょ?

こんなやつ。そしてトーナメント中継の練習場で、このトラック野郎を見かけませんか??

 

はい、世界の松山英樹も石川遼もお持ちだそうです。このデータを観ながら練習するんだそうです。なんと世界ランク100位以内のプロ73名が使っているとか?!すごい数字です

 

打ったボールの軌道を追って、ボールのデータを出すだけでなく。クラブヘッドの軌道を追ってデータも出ます

大蔵ゴルフスタジオ世田谷では

このボールのデータとヘッドのデータを使って、フィッティングを行います。トラックマンは主にフィッティングにつかっているよりも、オーダーいただいて組み上がったものを、更にお客さんに合わせて細部を詰めるアフターフィッティングに使っています。基本的、最初のフィッティングは、打席で行うことがほとんどです。(鳥かごだと、それなりのスイングになってその人本来のスイングにならない場合もあるためかと)

注文をもらって、組み上げてから細部を詰める時に、微細なデータが役に立つんですね

どうやってつかっているか?!

どう活かしているか?!

このカンファレンスのメインイベントであるパネルディスカッションで、あの内藤雄士コーチと、大蔵ゴルフスタジオ代表の市川雄一郎登場!して喋ってました。最初に内藤雄士さんに話を振って、その後市川代表です。内藤雄士コーチは、解説もやられているので喋りもプロなわけで、その後に振られる市川代表・・圧倒的に不利でした。結構苦労してました(汗)

でも、日本代表なわけで・・なんとなくカッコイイです(汗)

フィッティングスタジオとしてどうトラックマンを活かしているか語っています。

トラックマンは、今大リーグの全球団に導入されてます。最新のトラックマン4はパターの解析も出来るようになってます。

なんとなく凄い計測器であることはわかっていただけたかなと思います

T島も、スイングの変化をこのトラックマンのデータで、丸裸にされるわけです(汗)しかしトラック野郎は全く褒めてくれません(汗)大蔵ゴルフスタジオは、フィッターの目という超精密計測器と、データを冷酷に出すトラックマンのタブルの現状把握機能で、お客さんの問題点をはっきりさせて、そしてどう向上させるか、治療方針を決めていくのです。

データだけでもダメ、フィッターの目だけでもダメ、この両方があるからお客さんも納得しやすいと思うんですね。

トラックマンでわかるデータも、クラブを計測してわかるデータも、とても大切なんです。でもそのデータから、何を導くかがいちばん大切です。何を大切にして、何にこだわり、何にこだわらないか?! ゴルフは引き算だと思うんですが、クラブ選びも引き算だと思うんです。大蔵ゴルフスタジオのフィッターの皆さんは、皆さんの煩悩で膨らみきった妄想から必要なことだけ残して、上手に引き算してくれます。

もちろん、皆さんが引き算したくないことは大切にしてくれます。(そこが凄い)

ってことで。トラックマンって凄いね。でもたかがデータされどデータ。どう料理してくれるか皆さん楽しみにしてください。

くそぉ〜トラック野郎いつか見返してやる

って・・思うんだけど無理だな。皆さんも是非体験して欲しいと思います

あれ

スチールシャフトについて書こうと思ったのに・・・ それはまた後日

 

 

著者

T島

T島

中古ショップ運営会社でゴルフ部門の店舗運営責任者を務め、2008年からマーク金井氏の主宰するゴルフスタジオ「アナライズ」に参加。毎日更新のブログ「アナライズT島の商売してまっせ~ vol.3」がコアゴルファーに人気。最新クラブのスペックから歴史的名器まで造詣が深いゴルフライター。ベストスコア68。

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