夏と酷暑と異常気象と秋の風。そしてなにより田島創志プロ

コラム
2018.08.01

こにちは、リサオです(=゚-゚)ノ

 

さて、7月も終わり、もうすっかり秋ですね。暑さは少し戻りましたが、これはただの残暑です。っていうと「はあ?」って言われるかもだけど、夏が好きすぎる子には特別なアンテナが備わっていて、わかりたくないのにわかっちゃうの。終わりの始まりを知ってしまうの。夏の子にとっての終わりとはもちろん『秋』のこと。その始まりは『風』。もー、夏のはずなのに『秋の風』が吹くんですよ。そよそよと。気分はすっかり「ああもう今年が終わっちゃった」です。夏の子仲間とも確認しましたが、今年の盛夏は7月25日で終了。ちなみにこちら、富士クラシックにて、富士山バックのフィニッシュがかっくいい、夏の子仲間=鈴木くん。


ああ、思い出した。こんときも、後半に霧が出てきたなと思ったらヒグラシが鳴きはじめたんだった。。。わたし、黒板を爪でひっかく音よりヒグラシの音色がキライです。おセンチになる。

 
そういえば予兆はあったのです。なにしろ今年は桜が早かった。他の花もすごく早かった。だからもしかしたら夏が短いんじゃなくて、季節がズレてるだけかもしれません。そう願いたい。でも、きっとズレてるだけじゃないよね。だって花のいのちはいつもよりずっと短かったし、今年は世界中で異常気象。豪雨のせいで友達の故郷も被害に遭いました。自分ができることをするしかないけど、ただ寄付をするのも足りない気がしてて、そしたら、そんなとき、

 
尊敬する田島創志プロが、出身地の群馬県は高崎のファーストゴルフ倶楽部という練習場でチャリティレッスン会を開催するというのを聞きつけたので、押しかけることにしました。

 

 

ご存じないかたのために田島プロのことサクっと紹介しておきます。キーワードは『タメ』です(笑)。
 

【田島創志(たじまそうし)。1976年群馬生まれ。2000年にプロ転向。03年、久光製薬KBCオーガスタ優勝。16年よりJGTOの理事として試合のコースセッティングに携わるなど絶賛活躍中。ゴルフ職人。昭和の『タメ』は今も健在】

 

 

これが『昭和のタメ』だぜ。わかるかな。すんごいの。

 

タメについてはそれぞれに噛みしめてもらうことにして、このレッスン会について真面目に説明すると、田島プロは、支援にはいろんな形があるということと、ゴルフを通じてさまざまな活動ができるということを示してくれました。今回は、せっかく自分が持っているスキルや特性があるなら、それを提供して、その対価を寄付してもらえばみんなが幸せになるよねって考え。寄付そのものも尊いけれど、ひとの繋がりこそに価値があるのです。きっと、今回のチャリティレッスン会に関わったひとはみな、このことを未来永劫ずっと覚えているから。田島プロも「GIVE=与える」だけでなく「TAKE=受け取る」がたくさんあったって、そのすがすがしい表情でわかりました。自分にできることをまず考えて、手間をかけて、いろんなところに頭を下げて、愛情を込めてレッスンをおこなって得たものは、寄付金よりなによりレッスンを受けたひとみんなの超絶ステキな笑顔。ていうか、「え?なんで?」っていうオドロキの表情かな。「こんな球見たことない」って。たったの15分なのに、みんなショットが見違えるようだったもんね。参加してくださったみなさんも勉強になったうえでチャリティにもなれば気分の良さも格別なんじゃないかな。ツアーで闘っているプロだからこそできるアドバイスもいっぱいあったしね。朝の10時から夜の10時まで頑張った甲斐あって、確実に未来に繋がるチャリティになりました。

 

 

会場のファーストゴルフ倶楽部さんは使用したボール代を寄付。ということなので、わたしは自分のスキル、というほどのもんじゃないけど、自作イラストの缶バッジ&マーカーのセットを持参しました。Facebookの投稿を見て「缶バッジ買いに来たんだよ!」って言って全種類購入してくださったお客様もいたりして、すごい嬉しかった。チャリティができるだけじゃなく自分も嬉しい。こういうことなんだなって参加して初めて理解。あと、ずーっと逢ってなかった高崎在住の友達が差し入れを持ってわざわざ陣中見舞いに来てくれたの。チョー嬉しかった。ありがとうね。ファーストゴルフ倶楽部さんのランチもすんごい美味しかったです。働くみなさんの笑顔もホスピタリティも施設も素晴らしく、ひとが集まる理由がわかるステキな練習場でした。缶バッジもいっぱい買ってもらっちゃった。かたじけない。

 

 

要望もあったので、8月の後半に、横浜方面の練習場で同じ形の『チャリティレッスン会』を開催する予定です。ちゃんと決まったらまたご報告します。遊びに来てね!あと、プロのみなさまも是非ね!ゴルフはさ、いつも不当に悪者にされちゃうから。役に立つこといっぱいあるってみんなに知って欲しいじゃん。

 

さて、気分的には『残暑』とはいえ、まだまだ厳しい暑さは続くはず。なにしろ気象庁が『災害』って認識した酷暑の残暑だから、まだまだいろいろ気をつけましょう。自分のゴルフ史上においても、今年の夏は今までにない決断をたくさんしました。なかなか行かれないコースでの『歩きゴルフ』に誘われてソッコー断るとか、熊谷で最高気温を記録した日、千葉で後半ハーフはカートの運転に徹するとか。「断る」とか「途中でやめる」なんて自分の辞書にはなかった概念だったけど、「死にたくない」って真剣に思うと、主義なんてあっさり変わるもんです。

 
今年はヨーロッパでも猛暑で死者が出ています。英国に住む友人は、家にエアコンがないので、涼しい車内に逃げ込んでいると言ってました。そう考えると元々エアコンが必要なぐらい夏が暑かった日本よりも、エアコンが必要じゃなかったヨーロッパのほうが「信じられない」事態に陥ってるんだよね。ヨーロッパの異常気象で思い出すのは、2003年に、西ヨーロッパ地域の大半が影響を受けたヨーロッパ熱波。中でもずば抜けて犠牲者が多かったのがフランスでした。死者の数は75歳以上の高齢者を中心に14,800人以上。もともとそんなに暑くならない地域で、当然エアコンも設置されておらず、熱中症に関する知識もなく脱水症状への対処法も知られていませんでした。が、それは他の西ヨーロッパ諸国も同じ。フランスで被害が多かったのは『バカンス』をとる習慣のせいだといわれています。職業を問わず、全国民が当然の権利としてバカンスをとるなか、都市部に取り残された高齢者や身体の不自由なひとが被害に遭いました。歳を取っても自立して一人暮らしをしていた高齢者たちの大半が家族と連絡をとっておらず、誰にも助けを求められなかったといいます。

 

すごい真面目に説明しちゃったけど、この当時、『個人主義』や『自立』が諸刃だってことを初めて真剣に考えた出来事だったので、語らずにはいられないのです。今年の酷暑と、ままならない自分の身体の調子もあって、また考えちゃったけど。我慢は美徳じゃない。助けを求めることは恥ではない。まあもし恥だとしても気にしない。そういうスピリットでいきまっしょい。異常な世の中ではみんなで共存しなければ。今やってる映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のテーマもそんな感じだったよ。シリーズで一番よかったよ。クリス・プラットはずーっと真面目だったけどね。ふざけた顔はちょっとだけ。ざんねん。

 
脱線したとこで、ではまた次回。水分補給を忘れずに。

著者

大隈 里砂(リサオ)

大隈 里砂(リサオ)

元インドア文学少女からの、遅咲き・狂い咲きゴルファー。フォトグラファーであり、イラストレーターでもあり、コラムニスト。アーティスト気質の視点は、一種独特の表現にゴルフ業界内でも多くのファンをもつ。その狂った?ゴルフへの愛情の一部をご紹介して行きます。

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