あらじんのまほうのらんぷ

コラム
2018.03.12

こにちは、リサオです(=゚-゚)ノ

 

ちっさいころからつねに、みっつのおねがいを何にするか考えております。妄想に逃げるとラクだって幼少期に気づいて、それが習い性になって今でも履歴書の特技の欄に堂々と『妄想』と書いてるぐらいの妄想家。リアルと違うぜんぜん別の人生を妄想内で疑似体験するのは楽しいしね。あと、万が一ほんとにアラジンの魔法のランプを抱えたでっかいオッサンに遭遇しないとも限らないしさ。で、いざ遭遇したとき、事前にちゃんと考えておかないと、なんかその場の勢いで「ラーメン食べたい!」みたいなつまんない欲望を満たしてしまうかもしれないし、「どこでもドア!」みたいに実現不可能なこと言って「あーそれムリ。1回終了ね」って言われてチャンスを無駄にしてしまうかもしれない。だからみんなも考えておいたほうがいいよ、みっつのおねがい、みっつとも。

 

そういうわけで、わたしはつねに「みっつのおねがい」を胸に生きてきたんだけど、特に具合が悪いとか、すんげー腹が立ってるとか、なんか苦境に陥ったときはもっかい冷静に考えてみる。いろいろ妄想してるうちにはからずも楽しくなっちゃって、うっかり満足して眠りに落ちたりしたらこっちのもんだしな。そういや昔は夢の続きを見られる子だった。見る夢を事前に決めたりもできたんだけどな。いつの間にかできなくなってた。

 

で、最近では1週間前、ラウンド中に何をお願いするか考えたのです。なぜなら前回も書いたけどまー2月は絶不調。のべ2週間ぐらい寝たきりだったせいで筋力は落ちるわ、腰が固まって前屈しても手が床に届かないわ、肩甲骨の可動域はミリ単位になっちゃうわ、腕が上がんなくて女子のたしなみ的な脱衣スタイルとはオサラバだわ(前回ブログの脱ぎかたイラスト参照)。かといって肩口の狭いTシャツばっかり着てるので、後ろ襟ひっつかみ式オトコ脱ぎもできない。あ、それで編み出した、というかたどり着いた。ここに。

 
 
 

 

片方の袖をひっぱって手を抜いて、首らへんにもさもさっと集合させた布を反対の手でおもきし引っ張る。袖が伸びちゃうよとか言ってる場合じゃないんです。ほんとーに脱ぐのが大変なんだから。たぶん四十肩とか五十肩のひとは首をぶんぶん縦に振って賛同してくれると思う。なんでこんな簡単なことにこんな時間かかるんだよって。あと、このやり方だと髪の毛バクハツするけど、気にしてられないの。そもそもデフォルトが乱れ髪のわたしは無問題。

 
そんでね、そんな不調のせいで考えた今回のみっつのおねがいは、と言いますと。まー筋力落ちて飛ばないもんだから、ひとつめのおねがいは

 

1) 20代アスリートの筋力をくださいお願いします。

 

卓球にも必要だしね筋力。
特に脚力がほしいです。人生で一度も誇ったことがない脚力をだね。「アシ、はえええええ」って言われてみたいんだよ。
そんで、そんな筋力手に入れたら当然動きまくっちゃうから、ふたつめのおねがい。

 

2) どんだけ酷使しても壊れない強靱な肉体にしてくださいお願いします。

 

メンテとかめんどくさいし、そうしてもらえると助かる。
さて、みっつめは悩みどころなんだけど、こないだ思ったのは

 

3) 鳥とか木とか草とかの名前や出自が全部わかるひとになりたい。

 

そしたら同伴者に「おまえそこはカネもらっとけ!」って怒られた。確かにいまいっちゃん切実に必要なのはそれだったわ。

 

じゃあもうちょっと欲張って

 

3) いきもの全員と会話ができるようになりたい。

 

「稼ぎにつながんねーだろ!」

 
たしかに。じゃー、これならどうだ。
 

3) 世界中の言語を自由に操りたい。

 

どうよ。これは稼ぎに繋がりそうな予感がするわよ。文句は言わせないわよ。

 

そんなことをつらつらと考えていたのは千葉県夷隅郡大多喜町にありますマグレガーカントリークラブにて。マクレガーじゃなくてマグレガー。そこの16番、池越えのPAR3(業界的にはマーク金井氏がホールインワンしたホール)で、カワウに遭遇しました。マグレガーのひとによると、ここでウは珍しいんだって。前に17番でサルを発見したときも、見たことないって言ってた。そういうことが多くて、わたしはどうやら、動物を呼ぶっぽい。だから「みっつのおねがい」に入れたのに、いきものと会話させろって。まあ動物遭遇率の高さはゴルフに集中しないで常にまわりを見回してるせいでもあるけど。ゴルフしに来てるのにゴルフに集中しないこの潔さったら。

 

というか、ちょっと真面目に考えてみると、わたしにとってのゴルフは、こういうぜーんぶをひっくるめたことなんだな。自然も動物もなにもかも。空や雲や芝や樹木や花の色彩と色のうつりかわりも。早朝の朝露に映る葉っぱの緑や夕陽に染まる稜線も。風や草の香りで新しい季節の訪れをいち早く感じ取れるってことも。ちょっと詩人になっちゃって申し訳ないけど、だけど、ほんとに、そういうことがあったからこそゴルフに夢中になったのです。超絶スコア重視の時期もあったけど、今は飛ばなくなって腹が立つけど、そんで卓球に鞍替えしようと思ったりしたけど、それでもやっぱりゴルフが好きなのはきっとそういうわけ。ゴルフというよりゴルフ場が好きなのかもだけど。まあとにかくゴルフゲーム以外のことも皆に見てもらいたいの。ゴルフしないひとにもゴルフ場に来てほしい。ゴルファーだけのものにしとくのはもったいないもん。このカワウみたいなステキな子にも逢えるんだからね。

 

 

ピッカピカで美しい。まさに『烏の濡れ羽色』です。からすのぬればいろ。そしてこれは羽を乾かすポーズです。ウは漢字で書くと「鵜」。わざわざ「カワウ=河鵜・川鵜」っていうぐらいだから当然「ウミウ=海鵜」も存在します。どっちもカツオドリ目ウ科ウ属。うかうぞく。それぞれテリトリーは河と海なれど、河口なんかではどっちも可能性アリです。見分けるのはなかなか難しいんだけど。ちなみに鵜飼いの鵜はウミウだそうです。体が大きくて力持ち、我慢強くておとなしい性質だからとか。あ、ヒメウっていうのもいます。ヒメウは簡単。顔が真っ黒けだから。カワウとウミウはクチバシの付け根の黄色い部分の形で見分けるらしい。カワウの黄色の部分が丸みを帯びているのに対し、ウミウの方が後ろに尖っている。と、言われても難しい。

 

もうちょっと近づいて、どうでしょ。ブルーグリーンの瞳が美しいんだよねえ。

拡大しまくりたいときはこちらのリンクでどうぞ。

 

あ、マグレガーCCのある大多喜町といえば『いすみ鉄道』も有名です。いろいろと工夫をしてるいかした鉄道なのです。毎年3月上旬〜4月上旬には、鉄道全線26.8kmのうち約13kmが黄色いじゅうたんを敷いたような、菜の花路線へと変わるのです。ハンパない見応えです。ムーミン列車ってのもあるしね。早めのスタートでゴルフして、そのあと鉄道に乗って沿道の菜の花を満喫するのがオススメです。菜の花と桜が一緒に咲いてるときもあって、そんなんもうほんとに美しすぎて悶絶します。菜の花は毎年10月に、町のボランティアのみなさんが種をまいてくださってるのです。ありがたいこと。あと、いすみ鉄道は、なんと「社長ブログ」もやってるんだよ。ステキだ!

 

次回は、みっつのおねがいが叶わなかったらどーすっか、故障時とか不調時のスイングについての雑感を。いつもおつきあいいただきありがとうございます。

著者

大隈 里砂(リサオ)

大隈 里砂(リサオ)

元インドア文学少女からの、遅咲き・狂い咲きゴルファー。フォトグラファーであり、イラストレーターでもあり、コラムニスト。アーティスト気質の視点は、一種独特の表現にゴルフ業界内でも多くのファンをもつ。その狂った?ゴルフへの愛情の一部をご紹介して行きます。

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