「パターは手から離れたとこで打てるようになったらこっちのもんだよ」って禅問答か都市伝説だと思ってたけど

コラム
2017.04.26

こにちは、リサオです。

 

いよいよ明日になっちゃった、T島と出るミックスペアスクランブル。

 

2017.04.27(木)開催 関東Aブロック|第2予選会 @八千代ゴルフクラブ

 

さて困ったな。練習しなくちゃと思いつつ、相変わらず座り仕事が多くて、また坐骨神経痛っぽく腿ウラが痺れております。でももう知ってるんだもんね。ゴルフさえすればきっと調子がよくなるってこと。前日に付け焼き刃感満載だけど今日こそ練習に行こう。行くかな。いや、行かないと。

 

って、ぐうたらしてますが、ちょっと前までは練習の虫だったのです。初心者の頃は1日600球とか打ってたし、練習して帰ってきてゴルフの番組見てるうちに試したいことが出てきて練習場にとんぼ返りなんてこともありました。まあつまり重篤な中毒患者。主に練習してきたのはアイアンとウェッジでした。アイアンのカタチが好きなのと、当時のホーム練習場が小さいとこだったので大きい番手で打っても雰囲気が出なかったせい。特にドライバーはいまだにゴルフ場の景色じゃないとブンって振れないんですよねどういうわけか。目標のイメージがわかないとダメっぽい。

 

それはさておき、アイアンがね、頑張って練習してるからバッチリって思ってるのに、いざ本番になると、最もうまくいかない。そんでもってなにが気に入らないって、一番練習してないドライバーが一番マトモだってこと。ドライバーだけがいいって意味で「ドライバー美人」とか言われて。あれです、昭和でいうところの「バックシャン」みたいなやつです。振り返らなかったら美人なのにね、みたいな。ドライバーだけならいいのにねって。そんなふうに言われて

 

努力が報われないってなんだよ。努力してる順番に上手にできるのがスジじゃないのかよ。

 

と、ブンむくれてたわけです。なにしろ生まれて初めて全身全霊ぶっこんで努力してたので、うまくいかない意味がわからない。でも、実はドライバーよりさらに練習してなかったのが、

 

パター。

 

だって地味なんだもん。練習も。なんかつまんないし。

 

最初の頃はパターの醍醐味がわかってなかった。ソフトボールやらテニスやらの経験があったので、棒で球をバチコーンって打つ感覚はなんとなくわかる。飛べば気持ちいいし。だけど、

 

パターって、なんか辛気くさくね?

 

と思ってました。穴ぼこにボール入れるとか、チマチマしてて性に合わん!って。
なので最初のうちは全部オーバー。ノーカンノーカン言われてたんだけど、あるとき、競技に出ている上手なひとに「オーバーして打ててたらいつか入る。でもカップに届かなかったら一生入らない。気にせずそのままでよし」と言われて有頂天。自分のことパターの天才って勝手に決めて、そっからは気にせず、練習もせず、根拠もないのに自信満々。同伴のひとが上手であればあるほど「うーわ」って言われることが多くて不思議だったんだけど。今ならわかる、あんだけ無造作かつ強気に打つひと見たらおれでも「うーわ」って言うわ。

 

そんな感じで、歩測や振り幅の概念もなく、感性だけでやっていたので、うまくいかないときは徹底的にうまくいかない。法則が欲しくてプロに教えを請うても「あなたはコドモみたいにテキトーに打ってればいいんです」とつれなくされる。「小学生は打ち方とか考えちゃダメだよ」って言われる。

 

仕組みが知りたいのに。。。

 

自分なりの法則が欲しいなと思いながらも見つけられず、打ち方を無理に考えてたらどんどん打てなくなって、名刺の裏に「キライな言葉:ショート」って書いてるくせに、ショートするようになったのがこの1年。たぶんスランプってやつに陥ってました。努力もしてないのにスランプっていうのもおこがましいけれど、まあなんだかわかんなくなっちゃった。

 

わたし、エースパターはマスダゴルフのL字なんですけど


唯一無二、絶妙なバランスで大好きなんです。巨匠・増田雄二のタマシイ入り。っていうと本人必ず「おまえのは失敗作だ」っておっしゃいますけど照れ屋だから。

 

エースパターで打てなくなると悲しいのでちょっとお休みしてもらって、しばらく使ってたのが

これ。stubbyって練習用のパターなんですけど

 

 

ゴルフ歴が長いひとに見せると「ネバコン!」って叫ぶやつです。

 

去年か一昨年か、友人のプロが使ってるのを見て一目惚れして、Facebookで騒いだら「うちにあるよ」って言ってくれた別の友人から譲り受けた子。これの何がいいって、フェースちっさいから、芯とか考えなくてただ当てることに集中できるとこ。ただまあ、これを使えば雑念は減るけど、結局は自分の打ち方に決まりがないので距離感はおかしなままだったんだけど。

 

ラウンドに行って、練習グリーンでおもむろにこのパターを持ち出すと、みんな「なにそれー!」ってくすくす笑うんだけど、でもこないだなんと、ヨーロピアンツアーで使ってる選手を発見!しかも試合で使ってた。クリーブランドバージョンなんでちょっと長さとか重さが違うかもだけど、コンセプトは同じ、名前も同じstubbyです。

 

南アフリカのジャコ・ヴァン ジル選手(Jaco Van Zyl)。

 

ヴァン ジル選手、親近感♡
この記事の論調はちょっとなんていうか、まあみんなにはおすすめしないけどねって感じなんだけど、おまえーシビれるパットとか打ったことねーんだろー!って書いてるひとに言いたいです。

 

そんなこんなで試行錯誤してましたが、長らく過ごした暗いトンネルから、やっと、スポンと抜け出した気がしたのが4月14日。練習グリーンでいろんな姿勢で打ってたら急になんかきた。

 

背中で打つんだ!って。

 

前に男子プロの誰かがパッティングで意識するのは大きな筋肉、「たとえば僕の場合は背中です」的なことを言ってるの聞いて意味わかんないと思ってたのに、意味わかった。いや、意味はわかんないままだけど、なんかそういうことなんだって理解しました。すごいー。背中だったー。自分の場合はね。どうにも説明できないけど、背中で打つと手を使わないからパンチも入らなくて距離感もキッチリ合う。

 

ゴルフ始めて11年でやっと見つけちゃった。自分のパッティングスタイル。へへへ。

 

そんときだけたまたまできたのかもって不安も少しあったけど、でもこれはきっとホンモノだって確かな予感があって、その後の2ラウンドも予感通りの結果が得られました。T島と一緒のラウンドもあって、そんとき「パッティング見違えるから」って宣言して臨んだんだけど

 

「ほ、ほんまやー!リサオがジャストタッチで打っとるー!ひえええええええ!誰やあんたああああーっ!」

ってのけぞるT島。嬉しいな。

 

感覚の話だから伝えるのは難しいけど、一応自分の思ってることが正しいのか、大蔵ゴルフスタジオのミスター吉田に聞いてみたところ、

 

リ「結局はコツを発見できるかどうかってこと?」
吉「そう。コツを掴むと、どんどん手から離れるよ」
(また禅問答かよ)
リ「手はグリップ支えてるだけなの。びっくり!」
吉「大人の階段のぼったねー♫」
リ「げへへ。のぼっちゃった♩吉田先輩はどこで打ってるの?」
吉「おれは肩だな」
(そうか。肩は自分には合わなかった。ひとそれぞれか)
吉「ショットもそういうコツが見つかるといいね」
リ「ショットもか!」
吉「そこそこで回ってくる人はみんなそのことを知ってるから、練習しなくてもそこそこなんだよね」
リ「そのことってコツ?」
吉「コツというか、感覚」
リ「上手い人はみんな手じゃないとこにコツとか感覚を持ってるの?」
吉「そうですよ」

 

なんとまあ。不思議な世界。ということで、どうやらやっと自分の持ってる感性と実際の感覚が結びついたようです。あ、まだパッティングだけですけど。いままでは感性の使い方がわかんなくて、自分の中に距離感とか備わってるのにそれを実現する術を持ってなかったと。

 

いやあ、なんというか、自分の中で、自分のゴルフ人生の中ではたぶん、初めてバーディとったとき級の大きな出来事。いや、そんなもんじゃないな。いっちばん衝撃的な出来事かも。だっていま「得意なクラブは?」って聞かれたら「パター」って言っちゃうもんな。へへへ。浮かれてすみません。

 

というわけで、明日はT島とミックスペアスクランブル。頑張ってきます。とはいえスコアは気にせず、お祭りを楽しむつもりで。市川代表の思惑通りペアルックだし。ちきしょうめ(笑)。

 

T島と同組だったキングダムって大好きなコースのことも書こうと思ったんだけど、長くなったのでまた今度!あ、奥に見えるのがおれのいうところの「とんがり君」です。ステキでしょう。ゴルフ場にこんないかしたとんがり君。

 

 

またしてもだらだら長いの読んでくださってありがとうございます♩んだば、また!

著者

大隈 里砂(リサオ)

大隈 里砂(リサオ)

元インドア文学少女からの、遅咲き・狂い咲きゴルファー。フォトグラファーであり、イラストレーターでもあり、コラムニスト。アーティスト気質の視点は、一種独特の表現にゴルフ業界内でも多くのファンをもつ。その狂った?ゴルフへの愛情の一部をご紹介して行きます。

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